SALONAIR を観てくださった皆様、モデレーターのALIMO さん、stopmotionの大野さん、どうもありがとうございました。とても楽しくお話させていただき、本当にあっという間の一時間でした。スウェーデンに来てから常に駆け足のような生活だったので、私にとってはこの5 年半を振り返る良い機会にもなりました。
オンエアーの中では、テキスタイルでの制作から、パフォーマンス活動への変化についてお話させていただきましたが、実は、来週末に久しぶりにテキスタイルの作品がお披露目になります。スウェーデン人舞踏ダンサーSU-EN さんとのコラボレーションで、舞台芸術のような形で、有機的なテキスタイルオブジェクトを作りました。
3 年ほど前にSU-EN さんの舞踏に出会い、深く感銘をうけ、思い立って彼女のスタジオを訪ねたのがきっかけで、私のビデオ作品にも参加していただくことになり、更にはフェスティバルのオーガナイザーだったSU-EN さんが私をパフォーマンスの世界に導いてくれたという貴重な経緯があります。今考えると大きな出会いだったのですね。今回のコラボレーションにも深い意義があるように感じています。このプロジェクトは、K.R.O.P.P というダンスイベントの中で、今度の日曜日4月28日に(次回のSALONAIRにめちゃくちゃかぶってますが!笑)、Uppsala Konsert & Kongress という音楽ホールで行われます。
実際、久しぶりにテキスタイルに触れて、言葉には出来ないような喜びがあって、私にとってこの媒体で制作することにコンセプトなんて必要ないんじゃないかと、今心が揺れています。こないだの放送後に、ALIMO さんと大野さんとの雑談の中で、「私のテキスタイル作品、いいんですよ」と大口叩いてしまったのですが、本当にいいんですよ??(笑)これを機に以前とはまた違った形でテキスタイルにアプローチ出来たらと思っています「テキスタイルじゃ駄目よ」と言ったエディターさんにも「テキスタイルですが、何か?」って言えるようになるのが、密かな目標です。
来月のタリンでのイベントについてもこちらで報告させていただけたらと思います。「タリンで再会編」??ALIMO さんヨロシクお願いしますね~!
舞踏ダンサーのSU-ENさんとのコラボ作品 "There is there."
来週発表する作品"Unfolding"のwork in progress